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コラム

2021年9月6日

車検について

車検

日本の自動車社会において近年の自動車は、技術の進歩に伴い性能品質は著しく向上しており同時にさらに便利に使えるようにと一層複雑化してきていますが、それだけに一度その利便、快適、快感性を体感してしまうと、もう手離せなくなってしまう大変便利な乗り物ですね。しかし、自動車は機械ですので使うことによって動く部品等の磨耗や、使わなくともゴム部品等は劣化してしまいますので適切な時期に点検整備を必要とし、怠ると乗れなくなるばかりか最悪時には、恐ろしくも走る凶器と化してしまいます。自動車を使用するということは、どうしても保守点検整備が必要なのです。


磨耗や劣化は表に見えるものと、内側で外からは見えない場合とがあります。お客様が使用する過程で不自由、危険を感じることが無ければ現状に不満が無いのでその結果、車は壊れない整備は必要無いと勘違いされている方もいるようです。


故障整備は修理後、明らかに良くなっていることが分かってもらえますが、車検整備はその時期に、新車より徐々に性能が低下していくものを、元の性能近くに戻すことが主体作業ですから、乗ってみていただいて以前との違いが分かりにくいので、その価値も理解されにくい地道な仕事なのです。整備とは、その後になってから評価ができるものだと言えますし、値とは、支払う金額が安いから値があるとは言えないと思います。


過去においては整備工場にお任せ車検で、過剰整備といわれながらも車検時にきちんと整備させていただいたから、途中の不自由はあまり感じなかったと言えるとも思います。今はどこでも車検がとれるようになりその結果、点検整備をしない車が横行しはじめると、路上は新しい車を除いて故障車、事故車、排気ガス公害等で溢れ社会は混乱に陥ってしまいますので、使用者に必要最小限の点検と保守管理責任を法律で義務付けているのです。

自動車の車検とは?

簡単に申しますと、乗用車等の場合、新車から3年目にその後は2年ごとに、「今後2年間使用できる車なのか」の寿命を、外観的に検査、テスター等で判定して基準(保安確認検査)に合格していると、印紙、税金などを払えば次期迄、道路を走ることができる許可(車検証の期日の更新とそのステッカー)を貰う事が主体といえます。(昭和の時代、老朽の激しい車はしっかり整備をしても3ヶ月とか、半年しか車検をくれないこともありました。その頃は重量税も有りませんでしたが)

車検更新の本来の考えと具体的な流れ

自動車の使用者が自ら車を点検し、必要な整備をしてから、自動車納税証明書、印鑑を持参して申請書を購入して書き込み、重量税印紙と申請印紙を購入して貼り付け、自賠責保険代を支払って証書と車検証を付けて、陸運支局(検査場)へ検査の申し込みをしてから、指定時間に行って検査してもらって合否判定、不合格時は指摘事項を修理してから再検査を受けて合格後新しい車検がもらえます。この車検に合格したとは、現時点で外観的に判断してあと二年乗れる車なので検査合格ですから(中身迄は見ないで)明日からも安全に乗り続けられる保証をしてくれるものではないのです。

定期点検整備とは?

不良部分を発見して整備をすると共に、今後も安心して乗れるように必要な予測整備(予防)を必要な時期に行うことによって、トラブルや公害の防止及び不必要な出費を抑え、次の点検まで安全を確保する為の身を守る手段なのです。
自家用自動車等の点検時期と項目は、一年毎に基本点検26項目プラスの一年定期点検を、車検時期の二年定期点検(基本点検56項目プラス)は、車検と同時に実施して車検を更新する従来型と車検の更新をしてから点検をあとから実施する何れかを選択できるようになっております。(車検時の点検整備は同時に行うほうが明らかに割安になります)
しかし、車全体の装置や部品はその何倍,何十倍もあって自動車として機能しています。使用者責任のもとに自由な選択肢も増えましたがその規制緩和とは裏腹に、確かな目が必要になってきたのです。
メーカーの基準通り交換すると費用がかさみ過ぎますし、法定点検内だけでは不足します。初回車検は、ユーザー車検でも通用しますが二回目以降の点検無しでは論外だと言えます。その車の構造、特徴、使われ方等によって長年の経験による適正な整備がなされることがお客様にとって価値ある仕事ではないでしょうか。

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ダイワ整備機工株式会社


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